つりチケの実績
2016年7月のリリースまもなくメディアに紹介され、多くの漁協が導入。
・朝日新聞に掲載(2016年7月20日夕刊)
・全国内水面漁業共同組合連合会機関誌「ぜんない」に掲載(平成28年10月発行 第42号)
【導入実績】
秋田内水面漁連、鳴子(宮城)、五十嵐川(新潟)、両毛(群馬)、原野谷川・芝川(静岡)、名倉川・大入川(愛知)、土山(滋賀)、賀茂川・保津川・久多(京都)、新見(岡山)...その他準備中多数
ギャラリー
写真をふんだんに使って釣り場の魅力をあますことなく紹介!釣りに行きたくなる!
開発の経緯
釣り客と漁協の距離を縮めれば、釣り文化はより良く、より発展していくはず。
川魚の生息環境は様々な要因により、年々悪化しています。
また、河川を管理する漁協も高齢化や後継者不足により活動を維持することが難しくなってきています。
「遊漁券をどこで買えばいいのか分からない」「朝早くに行っても釣り場近くの販売店が営業していないので遊漁券が買えない」といった釣り客の声と「情報発信が満足にできない」「人手不足で釣り客の対応ができない」という漁協の声は平行線が続き、遊漁者の30%が遊漁券を買わないという状況を変えることはできないか?
そこで、釣り客へは情報提供・遊漁券販売の場、漁協へは情報発信・遊漁券の新しい販売経路として活用していただくことで、釣り文化の発展やマナー向上、遊漁者の増加にも繋がるのではと考えてつりチケが考案されました。
ユーザーの声
「ストレスから解放された」「釣りに集中できるようになった」
① つりチケを使って釣果情報や周辺情報をもとに新しい釣り場を開拓しています。 販売所に行かなくても遊漁券を購入できるので、釣りに集中できるのがありがたいです。(30代男性)
② 以前は釣り場から遠い販売所に行くことや、早朝に買えないことでストレスを感じていました。 つりチケを使うことでそんなストレスから解放され、釣りに集中できるようになりました。(30代男性)
③ コンビニが釣り場の近くになく、振り込みでの遊漁券購入は手間がかかり足が遠のいていました。 つりチケを使うことでそんなストレスから解放され、最近は釣りに行く回数も増えています。(30代男性)
④ よく釣れる河川の噂をよく聞きますが、遊漁券販売所の場所や時間がわからず断念してました。 つりチケでは事前に遊漁券が購入でき、釣果情報も載っているので安心して初めての河川に行けました。(30代男性)
漁協の声
「つりチケは時代にあったマストツール。より多くの方々が気軽に釣りを楽しめるようになる。」
「つりチケ」は、そのカテゴリの中ではIT社会の時代に合ったマストツールとなり得るだろう。
十数年前、コンビニエンスストアで遊漁証を買えるようにし、最初は色々な難題、問題もあったが、その利便性が受け入れられ、今では釣り場の近隣では多くのコンビニエンスストアで遊漁証が購入できるようになった。
「つりチケ」は遊漁証の買いづらさを解消するツールであると同時に、モラルの向上にも繋げられるツールでもあると期待している。遊漁証購入の分かりづらさ=内水面での遊漁のルールに対する認識の低さが世間一般的と日々感じていたが、「つりチケ」を観覧すれば、必然的に加入している漁業協同組合の紹介や、その管轄河川の紹介が見られると同時に、遊漁規則などもきちんと掲示され、その上で遊漁証が購入できるわけだ。
「釣りがしたい!」と思った時に簡単に遊漁証が購入できれば、エキスパートアングラーも、釣りをちょっとやってみたいという方も、こんなに便利なことはない。遊漁者にとって便利なツール、望まれるツールがより多くあれば、そこから自分にあったものを選択し、より多くの方々が気軽に釣りを楽しめるようになる。
我々も一人の釣り人として、皆で同じ方向に向かい手を取り合っていくことこそ今後の内水面漁協の在り方のひとつと言えるのではないだろうか。
「気付いた事があったらどんどん教えて下さい!良い方に改善していきましょう!」という前向きなつりチケ担当の方の言葉に遊漁の明るい未来が見える。
(全国内水面漁業共同組合連合会機関誌「ぜんない」 第42号より一部抜粋)
両毛漁業協同組合
代表理事組合長 中島 淳志
つりチケの特徴
釣りの魅力を伝えるだけでは健全で楽しい釣り文化は創れないと考え、運用の利便性やマナーの啓蒙方法も徹底的に追求しました。
遊漁券の販売・運用がラクチンに
つりチケは遊漁券の新しい購入方法です。パソコンはもちろん、スマホにも対応することで遊漁券の購入がグッとラクチンになりました。
売店に足を運ぶ必要がなく、クレジットカード決済にも対応しているので「釣りに行きたい!」と思ったその時に遊漁券を購入することが出来ます。
また、漁協管理者は利用者情報や販売状況をリアルタイムで確認することが出来るので管理・運用もラクチンに!
漁協と釣り客をつなぐ架け橋
つりチケは遊漁券を販売するだけでなく、川を管理する漁協や釣り場の情報も見ることができます。どこでどんな魚が釣れるのかが分かることで、「今度はあそこの川へ釣りに行ってみたい」というキッカケを作っています。
また、釣り場によって日程や漁具漁法に規制がありますが、規制の確認方法が少ないという課題もありました。つりチケは釣り場情報に管理する漁協や禁止事項も掲載し、情報を手に入れやすくすることで健全に遊漁を広めています。
釣り場を徹底的に紹介。ドローンでの撮影動画も!
つりチケの役目は健全で楽しい釣り文化を創ることであり、遊漁券の販売はその一部にすぎません。
降水量予測や駐車場などの周辺情報はもちろん、ユーザー(釣り客)が投稿した釣果を見て釣り場について事前にたくさんのことを知ることができます。
きわめつけはドローンでの空中撮影動画です。
実装した機能
釣り場情報紹介と遊漁券購入をコア機能に、釣り客が手軽に楽しめる・漁協がしっかり運営できるサポートとなる機能を実装。リリース後も日々改善を続けています。
- <釣り客向けの機能>
- ・遊漁券購入(アプリは通信不能時も対応
- ・地図連動ドローン動画照会
- ・釣り場情報
- ・周辺情報照会
- <漁協管理者向けの機能>
- ・遊漁券設定(券種、色、利用期間等設定可能)
- ・釣り人レーダー(GPS連動)
- ・当日利用者一覧照会
- ・取引一覧照会
- ・お知らせ、釣果情報乙公
- ・周辺情報設定
開発スケジュール
補助金を獲得して開発スタート。補助金のスケジュールに引きずられリリース自体は少し時間がかかっていますが、初期段階の開発としては予定通り4か月間で完了しております。
ドローン動画撮影(約1週間/1漁協)
2016年5月
自社でドローンの撮影許可申請・操作撮影ノウハウを溜め、初期3つの漁協のドローン動画を撮影(サービスは継続して受付中)
初期の載って頂ける内水面魚道協同組合を探して開発と平行して営業
初期は4漁協(京都の賀茂川・保津川、愛知の名倉川、群馬の両毛漁協)で開始。
(2017年4月末時点では14漁協が公開済みで、随時拡大中。)
iPhone・Androidアプリリリース
2016年10月
通信電波が悪い環境であっても監視員への提示、通信回復時の情報更新が可能に。
釣り人レーダー(GPS連動)リリース
2017年2月
釣りユーザー側が許可をすれば、漁協に遊漁券購入画像or印刷券を見せなくても許可が可能に。
以降、継続的にユーザー導線の改良、購入プロセスの利便性向上、釣果代理投稿機能の拡張等各種改善を随時行っています。